北の想像力 概要

北の想像力

北の想像力書影


 安部公房・荒巻義雄の古典的作品から清水博子・円城塔の実験的作品、アイヌ民族の口承文学、北海道が描かれた海外作品、北の風土にかかわる映画・アニメ・ソフトウェア・音楽にいたるまで――。
 ジャンルを超えた批評家たちの倦まざる批評実践によって日本近代文学の限界を炙り出し、〈辺境文学〉としての北海道文学と北海道SFを〈世界文学〉〈スペキュレィティヴ・フィクション〉として読み直すことで、文学とSFの新たな可能性を〈北の大地〉から見出した、空前絶後の評論大全、北海道の出版社から刊行。
 巻末には2段組で98ページに及ぶ「北の想像力」を俯瞰するための作品ガイド(165作品)が収録されています。

詳細目次(html版) 小見出し付きPDF版

岡和田晃 序論(PDF)

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著者紹介

書誌情報
2014年5月28日発売
A5判・798頁
本体7,500円+税
購入 → Amazon TRCブックポータル honto 寿郎社 MUSEUM STORE


関係者による紹介

寿郎社・土肥寿郎社長の紹介
社長のつぶやきA「沈淪する≪文芸批評≫へのエールもしくは挑戦状」

編者岡和田晃の紹介
編著『北の想像力 〈北海道文学〉と〈北海道SF〉をめぐる思索の旅』が寿郎社から刊行されます。
「北の想像力」という巨大な「弾」(朝日新聞デジタル)
「週刊読書人」2014年7月25日号(「『北の想像力』の試み 「仮説の文学」でネオリベに対峙」岡和田晃)

執筆者藤元登四郎の紹介
「『北の想像力』刊行に寄せて 現実を語るには想像力とSFが必要だ」(西日本新聞)

執筆者三浦祐嗣の紹介
近況の続きです。

執筆者東條慎生の紹介
共著『北の想像力(仮)』が刊行予定です
『堺・葉山・鶴田顕彰会通信』17号に告知文(内容はブログ記事とほぼ同じ)

執筆者忍澤勉の紹介(「「北の想像力」への極私的歩み」(全27回連載))
北の想像力への極私的歩み その一

執筆者渡邊利道の紹介
ようやくAmazonで普通に買えるようになったので宣伝です。

●入荷書店リスト(2014年6月26日現在)  

●広告
「北海道新聞」2014年5月25日朝刊
「北海道新聞」2014年6月22日朝刊
「北海道新聞」2014年7月27日朝刊
「早稲田文学」2014年秋号
「朝日新聞」2014年8月10日朝刊
「北海道新聞」2014年8月24日朝刊

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《北海道文学》と《北海道SF》をめぐる思索の旅