ここでは向井の書き残したもののうち、断片、未定稿を原稿のスキャン画像のまま掲載しています。
原稿の途中から始まっているもの、清書されていないもの、タイトルが付されていないもの、途中までしか書かれていないもの、改稿途中とおぼしきもの、判読が難しいものなどをここに収録しました。いずれも岡和田晃に預けられていたもので、「沙流川のほとりで」については、「北限で詠う詩人たち、「途絶えの空隙」とそこからの飛翔」(「現代詩手帖」2015年8月号、『反ヘイト・反新自由主義の批評精神』寿郎社、2018年所収)で引用・批評しています。
他の向井豊昭作品との関わりの面でも興味深い内容になっております。
数十メガバイトのPDFもありますのでご注意下さい。
各項目のカウントについては、山本隆悦氏の協力を得ました。
・「波はゆっくりと」で始まる小説(題名未記入・執筆年月不詳・原稿用紙25までの番号・途中13〜15まで欠落) ・「胡馬は何を嘶いたか―向井夷希微の第二詩集−」(評論・執筆年月不詳・原稿用紙29までの番号、プラス1枚) ・「東蝦夷地新冠場所」(小説・執筆年月不詳・原稿用紙40までの番号、プラス5枚) ・「ぼくの母国語」(詩・執筆年月不詳・原稿用紙6までの番号) ・「沙流川のほとりで」(詩・執筆年月不詳・原稿用紙1枚) ・「小樽」(詩・執筆年月不詳・原稿用紙2枚) ・「業」(詩・執筆年月不詳・原稿用紙1枚) ・「職員玄関の厚いガラス」ではじまる小説(題名未記入・執筆年月不詳・原稿用紙29までの番号) ・「閉め切ったバスの窓に」ではじまる小説(題名未記入・執筆年月不詳・原稿用紙33までの番号・14欠落・21ダブリ) ・「胡馬は何を嘶いたか―向井夷希微の反近代−」(評論・執筆年月不詳・原稿用紙13までの番号、プラス2枚) ・原稿用紙番号18から49を付した小説・18の文頭は「……イソクは、」で始まる(題名未記入・執筆年月不詳) ・原稿用紙番号62,63,66,69を付した小説と思われる内容の文。62の文頭は「詩集『胡馬の嘶き』中の一篇である。」で始まる。
2025/1/7 更新
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