後藤明生エッセイ集初出リスト

後藤明生エッセイ集初出リスト

書名

記事

発表紙誌等

年月日

備考

円と楕円の世界 河出書房新社 1972.11.15
T
〈無名氏〉の論理 展望 昭和46年7月
円と楕円の世界 文芸 昭和46年2月
現代にとって文学とは何か 読売新聞 昭和46年3月
なぜ日常の細部に固執するか 東京新聞 昭和46年10月
全体を閉じ込める構造としての部分 読書人 昭和46年11月
わたしの〈わたし小説〉 文学界 昭和43年4月
中篇小説 新潮 昭和44年6月
迷路あるいは現実 早稲田文学 昭和46年10月
U
わたしのプーシキン 文芸 昭和46年10月
笑い地獄 河出書房新社版世界文学全集月報 昭和38年1月
百年を越える笑い 筑摩書房版世界文学全集月報 昭和42年8月
贋検察官フレスタコーフの場合 展望 昭和45年5月
『戦争と平和』と『ナポレオン露国遠征論』 新潮世界文学月報 昭和45年4月
『悪魔とマルガリータ』 昭和45年1・2月合併号
百年後の『悪霊』 新潮世界文学月報 昭和46年4月
わたしの『悪霊』 ちくま 昭和46年4月
わたしのドストエフスキー サンケイ新聞 昭和46年4月
リアリストの眼 京都新聞他 昭和46年4月
“七〇年安保”の百年前 読売新聞 昭和44年2月
V
読書遍歴 読書人 昭和45年7月
原因不明の世界 昭和40年10月
『島』の権利 小島信夫全集月報 昭和46年5月
〈時代〉との出遇い 文学界 昭和46年8月
MENSURA ZOILI 文学界 昭和45年9月
初対面の錯覚 河出書房新社版日本文学全集月報 昭和45年2月
運命の再確認 河出書房新社版日本文学全集月報 昭和46年12月
『司馬遷』と失業の思い出 戦争文学全集月報 昭和46年9月
W
『笑い地獄』後記 『笑い地獄』所収 昭和44年9月
『私的生活』後記 『私的生活』所収 昭和44年9月
わが著書を語る 出版ニュース 昭和44年11月
近況 新刊ニュース 昭和44年10月
『何?』後記 『何?』所収 昭和45年11月
わたしの処女作 週刊言論 昭和45年12月
〈無名氏〉の話 『書かれない報告』所収 昭和46年3月
近況 新刊ニュース 昭和46年5月
『関係』前後 『関係』所収 昭和46年10月
X
上京前後 青春と読書 昭和45年9月
遙かなる元山沖 サンデー毎日 昭和46年1月
二歳の距離 問題小説 昭和46年1月
日本語とわたし 暮しの設計 昭和46年6月
わたしの内なる朝鮮問題 文学界 昭和46年7月
「非」復員者の感想 戦争文学全集月報 昭和46年12月
団地とは何ぞや? 埼玉新聞 昭和45年5月
マイホーム主義の逆説 新婦人 昭和43年7月
団地の中の花 えすぶりあい 昭和44年秋号
団地の喧嘩について 集英社版世界文学全集月報 昭和41年12月
“書く”対象としての団地 サンケイ新聞 昭和44年3月
わが草加村塾の秋 婦人公論 昭和44年11月
サラリーマンとわたし サンケイ新聞 昭和44年11月
戒壇修業 風景 昭和44年9月
無名中尉の勲章 現代の眼 昭和45年5月
生死不明の金魚 San-ai 昭和46年1月
幼児誘拐の悪夢 昭和44年12月
鼻毛の話 オール読物 昭和44年6月
邪馬台国とわたし 歴史読本 昭和46年10月
笑う動物 フローリア 昭和45年12月
最も衝撃的な青年の孤独 フローリア 昭和45年3月
早慶戦・煙草・焼酎 早大新聞 昭和45年5月
わたしの中の叙事詩、講談としての軍歌 今週の日本 昭和44年6月
Y
イルクーツクの秋 朝日新聞 昭和46年11月
遙かなるシベリア 京都新聞他 昭和46年10月
シベリアの団地 サンケイ新聞 昭和46年10月
「自己発見」としての旅 西日本新聞 昭和46年10月
バイカル湖にて 俳句 昭和46年12月
ウォトカの旅 ピロオグ 昭和46年11月
ロシア人墓地で考えたこと 昭和46年12月
流刑地より 文芸 昭和47年1月
 
ロシアの旅 北洋社 1973.12.15
T冬の旅 季刊芸術 1973年冬・春号 「ソビエト冬紀行」改題
冬の旅
ハバロフスクの失敗
ドストエフスキーの家
モスクワの食欲
防寒帽と『外套』
ペテルブルグ幻想
ロシアの雪
Uロシア人とわたし
マンドリン銃 1972年9月
髭と数次旅券 中央公論・経営問題 1973年冬季号
シャガールの『私と村』 サンケイ新聞 1972年7月28日
こちらモスクワです 早稲田文学 1973年3月1日
モスクワの失敗談 1973年3月
続・モスクワの失敗談 あそか 1973年7月 「モスクワの風呂敷」改題
モスクワ競馬場 島根新聞他 1973年1月
デートとスポーツ サンケイ新聞 1973年1月26日 「モスクワの若者たち」改題
レニングラードの結婚宮殿 島根新聞他 1973年1月16日
ツァルスコエ・セローの思い出 公明新聞 1972年12月30日
リガの雰囲気 朝日新聞 1972年12月7日
リガのナイトクラブ 島根新聞他 1973年1月16日
「死んだ教会」のバッハ 音楽の窓 1973年7月1日
V やゝ物語ふうに
ナホトカ航路 エース 1973年5月1日
スペードの女王 エース 1973年6月1日
W レニングラードから帰って
文学あるいは体験 理科大新聞 1973年4月15日 東京理科大祭講演
ゴーゴリ、ドストエフスキーが生きた場所と書いた空間 大隈講堂「ドストエフスキーの会」主催講演会 1972年11月25日
プーシキンの鼻――後記に代えて
 
分別ざかりの無分別 立風書房 1974.12.31
T
天生峠の水 アイ 昭和四六年十月 「史蹟と人情があふれる山国の町」改題
流人島と女護ヶ島 家庭全科 昭和四七年五月号 「かつての流刑地はいま救いの島」改題
ある日の鎌倉 フローリア 昭和四七年六月号 「鎌倉」改題
隅田川の東 エース 昭和四八年第七号
雪のレニングラード エース 昭和四八年第八号
さらばシベリア エース 昭和四九年第一号
U
夏休みの終り 朝日新聞 昭和四七年九月一四日夕刊
信濃追分の「わが家」 信州の旅 昭和四七年秋季号
三度目の小諸 エース 昭和四八年第六号
「分去れ」の雨 エース 昭和四八年第五号
追分便り 新潮 昭和四八年十月号
一人暮しの思い出 信州の旅 昭和四九年春季号
V
不精者の水割り 週刊小説 昭和四九年二月八・一五日合併号 「酒の上の失敗は無限にあるけれど」改題
笑われて笑われて強くなる エース 昭和四九年四月号 「酒飲みの覚悟」改題
ゼネストと宿酔 エース 昭和四九年六月号
軍歌から裕次郎まで エース 昭和四九年七月号
夜明けのラーメン エース 昭和四九年八月号
W
軍歌とは何か? 平凡パンチ 昭和四六年一月十日臨時増刊号 「軍歌とはナニか?」改題
三敗一引分け 今週の日本 昭和四九年七月二一日号
不精ラーメン 栄養と料理 昭和四九年八月号 「不精ラーメンその他」改題
男の十字架 婦人公論 昭和四七年一一月号 「花婿に〈亭主〉を求めるな」改題
わが「厄払い」始末記 山陽新聞 昭和四八年二月一七日
腹を立てない理由 暮しの設計 昭和四八年四月号
結婚のリアリズム 婦人公論 昭和四八年一一月号 「中年夫婦の生活の重み」改題
体験的四十歳論 STYLE 昭和四九年春季号
遙かなる朝鮮 とらべる 昭和四九年四月号 「わが思い出の地」改題
不寝番の夕食 アサヒグラフ 昭和四九年四月一二日号 「なにはなくとも…」改題
弁慶の泣きどころ 別冊文藝春秋 昭和四九年一二九号 「昔向こう脛、いま…」改題
団地の豆まき 東京タイムズ 昭和四五年一月三〇日
英語学習ブームと牛乳配達 暮らしのモニター 掲載不詳
冷たい火事 PRニュース 昭和四六年七月一日 「団地の火事に思う」改題
3DK暮し 室内 昭和四八年六月号
偶然の棲家 サンケイ新聞 昭和四八年一一月八日 続「泣き笑い私の住宅記」改題
松原団地の十年 ザ・ファミリー 昭和四九年一月四日号
 
大いなる矛盾 小沢書店 1975.3.20
I 一散文家の感想
〈他者〉の発見と〈眼の力学〉 毎日新聞 1972.3.23
散文の問題 河出書房新社『新鋭作家叢書 後藤明生集』 1972
一散文家の感想 晶文社『現代詩論』9巻月報 1972
新しい意味の構築 聖教新聞 1970.6.21
連作(1970年)前後 早稲田文学 1972.3
わたしの『外套』 新刊ニュース277号 1973.11.1
大いなる矛盾 1973.11
作後贅言 文芸 1973.12
不精者の欲ばり 毎日新聞 1974.2.1
私の姿勢 国文学―解釈と鑑賞 1973.5
腕くらべ 文学界 1973.11
わがリアリズム 東京新聞 1974.3.1
U 目下思案中
机上の七冊 ポリタイア14号 1972.6
『MENSURA ZOILI』その後 群像 1973.3
秋成の〈悪霊〉たち 新潮 1972.8
佐藤春夫覚書 ポリタイア8号 1970.6
わが著書を語る―『円と楕円の世界』 出版ニュース 1973.2/上
わが著書を語る―『疑問符で終る話』 螢雪時代 1973.5
冬眠とめざめ 文芸 1971.3
目下思案中 PIC 1971.11
最初の稿料 風景 1969.3
わたしの「書評体験」 今週の日本 1973.2.25
不精者宣言 1970.5
黄金虫に咬まれた! 流動 1970.12
早稲田キャンパスの〈悪霊〉たち 文芸春秋 1970.12
〈率直さ〉とは何か サンケイ新聞 1972.3.10
氾濫の中の〈節約〉 サンケイ新聞 1973.12.3
V 朝鮮経験者の感想
朝鮮経験者の感想 朝日ジャーナル 1973.12.28
グロテスクな〈記憶〉 文芸 1970.7
不思議な夜 冬樹社『現代韓国文学選集』月報
朝鮮文化と日本語 東京新聞 1973.3.3
民族主義の問題 1972.3
日本語との緊張関係 文学界 1972.4
日本語との戦いということ 文芸 1972.2
〈皇国臣民〉の悪夢 1974.4
W 同時代の問題
訪問しなかった理由 冬樹社「椎名麟三全集」第4巻月報 1970.12
二十何年ぶりかのく初対面> たね 14号
運命の再確認 河出書房新社『日本文学全集―現代名作集』月報
雨の追分 新潮社『福永武彦全小説』第4巻月報 1974.2
自殺する天才、自殺しない天才 週刊サンケイ 増刊 1971.12.31
新しい喜劇空間の発見 1973.9
〈肉眼〉と〈肉声〉の自由さ 1972.2
〈日常論〉の悲哀 文芸 1973.2
〈小島的なもの〉の根 朝日ジャーナル 1974.3.29
生理と感覚 サンケイ新聞 1972.1.31
大いなる刺戟 文芸 1974.2
はせ川二階の思い出 講談社『江藤淳著作集』続第4巻月報 1973.2
大人であるという運命 現代 1973.3
〈本物〉への焦燥と執念 文芸 1971.11
自伝的な青春物語 京都新聞 1969.2.11
求心性と遠心性 図書新聞 1970.7.18
詩的な夢想の世界 北海道新聞 1972.5.27
孤独な〈内部〉の夢と現実 文芸 1971.5
知的な女流作家、 週刊言論 1972.8.25
智力と気力 サンケイ新聞 1968.12.12
心優しきリベラリズム 今週の日本 1970.9.27
四十五度の違和感と親和感 文芸 1971.8
失語と表現の関係 文芸 1971.10月
憂鬱なる大学院生 日本読書新聞 1972.4.3
柏原兵三氏の体験 文芸 1972.4
柏原兵三のお蔭 潮出版社『柏原兵三作品集』第7巻月報 1974年1月
秩序あるいは拒絶 河出書房新社『新鋭作家叢書 高井有一集』解説 1972年7月
第三の眼の発見 文芸 1973.3
加賀乙彦の横顔 中央公論 1973.12
疎外の問題 日本読書新聞 1969.10.20
母親への拒絶と固着 文芸 1970.5
あるきながら見る夢 日本読書新聞 1974.1.14
現代とは何か? 週刊読売 1971.6.11
宮原昭夫と畑山博の笑顔 熊本日日新聞 1972.7.24
絵画的イメージ 山形新聞 1969.10.8
森敦さんとの出遇い ポリタイア 1974.2.1
X生真面目と諧謔
わたし自身のためのゴーゴリ 学燈 1973.11
『戦争と平和』その他の思い出 「筑摩世界文学大系」第43巻月報 1972年
若きドストエフスキーの肖像 公明新聞 1972.11.2
不思議な雰囲気 旺文社文庫ゴーリキー『どん底』解説
カフカとは何か? 月刊ペン 1971.4
生真面目と諧謔 集英社『世界文学全集 リルケ・カフカ集』月報 1974年5月
〈総体〉をとらえる試み 東京新聞 1971.3.1
〈生死不明〉の現代人 河出書房新社グイード・ピオヴェーネ、千種堅訳『冷たい星』折り込み付録 1971.5
ポランスキーの眼 アートシアター85 1971.3.13
挾み撃ちにされた現代人 早稲田文学 1970.6
作家と国家 サンケイ新聞 1975.2.28
 
雨月物語紀行 平凡社 1975.7.10
書き下ろし
 
眠り男の目 追分だより インタナル出版社 1975.12.1
週刊読書人 1974.8〜1975.7 計50回連載
 
不思議な手招き 集英社 1975.12.10
T
アンケート 終末から 第二号 1973年8月
哲学の眼 公明新聞 昭和49年3月9日
「矛盾」 サンケイ新聞 昭和50年3月9日
安吾精神 『筑摩現代日本文学大系』第58巻月報 昭和50年7月
不思議な手招き 講談社版『現代の文学』第5巻解説 昭和49年8月
おそれと憧れ 津軽書房版『葛西善蔵全集』推薦文 昭和49年12月
立ち姿 勁草書房版『続高見順日記』第3巻月報 昭和50年10月
「病室の道化師」 朝日新聞 昭和48年4月2日
自分一人だけの伝説 サンケイ新聞 昭和50年4月27日
〈再話〉の是非 朝日新聞 昭和48年4月16日
二十代作家の不在 朝日新聞 昭和48年2月12日
無言の批評 朝日新聞 昭和48年5月21日
一八八一年 朝日新聞 昭和48年5月7日
喰い違いの問題 望星 昭和48年5-6月
『思い川』その他 新刊ニュース 昭和50年5月
『雨月物語紀行』 読書グループ 昭和50年7月15日
「夢かたり」余談 朝日新聞 昭和50年8月12日
吉野葛 中央公論 昭和50年2月
怪談『雨月物語』と喜劇『外套』 東京新聞 昭和50年5月8日
他者の世界 サンケイ新聞 昭和50年3月20日
『朝日新聞の作家たち』 太陽 昭和49年1月
『太宰治と津軽路』 太陽 昭和49年2月
『死ぬことと生きること』 朝日ジャーナル 昭和49年2月22日
『わがスタンダール』 太陽 昭和48年11月
深沢七郎対談集『生き難い世に生きる』 太陽 昭和48年8月
『雁のたより』 朝日ジャーナル 昭和50年7月25日
『笹舟日記』 太陽 昭和48年10月
『枇杷の季節』 群像 昭和49年9月
『川の日本史』 太陽 昭和49年6月
『日本のルネッサンス人』 昭和49年9月
U
小説家の家 マミール 昭和50年6月
さらば松原団地 サンケイ新聞 昭和49年12月16日
わが松原団地時代 武州路 昭和50年5月
団地の中のお稲荷さん 朝日新聞 昭和49年12月29日
習志野 文學界 昭和50年3月
埋め立てと野鳥 日本経済新聞 昭和50年5月26日
元旦随想 西日本新聞 昭和50年1月1日
車と凧上げ 望星 昭和49年3月
鳥猫戦争 朝日新聞 昭和48年1月29日
シベリア鉄道と新幹線 公明新聞 昭和49年9月21日
ボーナスと別荘 サンケイ新聞 昭和49年6月7日
追分仲間 週刊小説 昭和50年1月31日
珍妙なる体験 望星 昭和48年11月
昨年の秋 信州の旅 第14号 昭和50年秋季
四ツ木の我慢灸 風景 昭和50年6月
肥後守 朝日新聞 昭和49年12月1日
運動会小論 朝日新聞 昭和49年10月20日
二週間と百五十円 望星 昭和48年9月
亡霊のような顔 月刊教育ジャーナル 昭和50年6月
現代団地夫人の美徳 アサヒグラフ 昭和50年2月7日
大人のため 朝日新聞 昭和48年2月19日
ウルトラマン論 朝日新聞 昭和48年3月5日
喜劇の誕生 朝日新聞 昭和48年3月12日
問題の本質 朝日新聞 昭和48年3月26日
余りにも平凡 朝日新聞 昭和48年4月9日
「寺子屋」運動の意味 朝日新聞 昭和48年5月28日
四つの眼 朝日新聞 昭和48年5月14日
「なりたい人」 朝日新聞 昭和48年6月4日
戦争と「ことば」 朝日新聞 昭和48年6月11日
「疑問」と「矛盾」 朝日新聞 昭和48年6月18日
V
すべてこれ快飲のため オール読物 昭和50年4月
スコッチ談義 週刊新潮 昭和50年7月3日
好き嫌い 現代の視点 昭和49年7月
私の好きなタレント テレビファン 昭和50年3月21日
アブハチ取らず 朝日新聞 昭和50年1月19日
空虚な旅行 朝日新聞 昭和50年1月30日
小野田少尉の変身 朝日新聞 昭和50年2月10日
「吾輩は猫である」 朝日新聞 昭和50年2月20日
鯨の問題 朝日新聞 昭和50年3月4日
タレントの一口批評 朝日新聞 昭和50年3月13日
愛と誠&s足 朝日新聞 昭和50年3月23日
歌留多と酒 昭和49年3月
嘘から出たまこと マミール 昭和50年1月
『いろはかるた物語』 太陽 昭和49年4月
遙かなる甲子園 サンデー毎日 昭和50年8月17日
江川投手のこと 望星 昭和49年5月
友よ、許せ 京急ジャーナル 昭和49年10月
お盆の思い出 毎日新聞 昭和49年8月13日
左手と右手 いんなあとりっぷ 昭和49年10月
韮の花 今週の日本 昭和50年6月15日
同級生 文藝 昭和50年6月
芥川龍之介 国文学解釈と鑑賞 昭和49年8月
太宰治 国文学解釈と鑑賞 昭和49年12月
『史伝早稲田文学』とわたし 早稲田大学新聞 昭和49年4月25日
独身写真集の一枚 昭和48年6月
W
体験と時間 公明新聞 昭和49年8月31日
梅雨前後 青春と読書 第34号 昭和49年9月
釈王寺の思い出 東京新聞 昭和49年8月15日
わたしの生れた朝鮮 週刊朝日 昭和50年10月10日
サーカス校長 サンケイ新聞 昭和50年4月12日
大義名分と〈私〉 朝日新聞 昭和48年1月22日
芥川賞の季節 朝日新聞 昭和48年1月8日
『此岸の家』 サンケイ新聞 昭和49年9月23日
顔のない日本人 朝日新聞 昭和48年2月26日
外国語アニマル 朝日新聞 昭和48年2月5日
フロシキ主義 朝日新聞 昭和48年3月19日
田中の無神経 望星 昭和49年1月
『100万部商法』 太陽 昭和49年3月
『明日への道』 太陽 昭和49年5月
『図説家族問題』 今週の日本 昭和48年4月8日
『日本文化を語る』 太陽 昭和48年9月
ペテルブルグの雪 朝日ジャーナル 昭和49年3月22日
シベリア博に寄せて 毎日新聞 昭和49年3月30日
ウォトカと焼酎 公明新聞 昭和49年1月12日
食べる努力 公明新聞 昭和49年2月9日
優雅な運転手 公明新聞 昭和49年4月2日
川の思い出 公明新聞 昭和49年4月30日
亡命と離婚 公明新聞 昭和49年6月29日
愛煙と禁煙 公明新聞 昭和49年7月30日
常識の限界 公明新聞 昭和49年10月22日
ユーモアと皮肉 公明新聞 昭和49年11月23日
涙の出どころ 文藝 昭和50年9月
『さらばシベリヤ』 太陽 昭和48年12月
『天才の世界』 太陽 昭和48年7月
羨ましい手紙 公明新聞 昭和49年6月1日
「何故」だかわからない喜劇 コメディアン 昭和49年7月1日
私のすすめる本『悪霊』 月刊エコノミスト 昭和50年3月
ドストエフスキーの聖書 ユリイカ 昭和49年6月
X
ドストエフスキーの声 早稲田文学 昭和49年8月
敗戦と虚構 日本文学誌要 昭和49年9月
 
夜更けの散歩 集英社 1977.2.25
T
百人一首と謡曲 週刊読書人 昭和49年6月14日
女流ペシミスト清少納言 角川書店版「枕草子」 昭和50年12月
『斜陽』再読 国文学 昭和51年5月
軍歌 わたしの少年文学 現代詩手帖 昭和51年9月
「のらくろ」再読 正論 昭和51年5月
いじましき夢の世界 東海林さだお「新漫画文学全集1」解説 昭和51年5月
笑い地獄 いち 第7号 昭和51年7月
ゴーゴリの墓碑銘 窓 第17号 昭和51年6月
内向の世代 新潮 昭和51年5月
にわか講師 文藝 昭和51年2月
明暗二色刷りの記憶 読書グループ 昭和51年4月15日
『夢かたり』拾遺 三千里 昭和51年8月
時間 文學界 昭和51年1月
元山の思い出 泉友 第6号 昭和50年11月
U
三つの故郷 家庭全科 昭和51年6月
日本人の喜怒哀楽 エース 昭和51年2月
鯉のぼりの思い出 サンケイ新聞 昭和51年5月22日
団地の兎 婦人之友 昭和51年4月
朝鮮のネズミ、追分のネズミ 太陽 昭和50年9月
ハッピーバード 野性時代 昭和50年11月
追分の草花 自然と盆栽 昭和51年3月
地名の面白さ 小説歴史 昭和51年4月
石積み サンケイ新聞 昭和51年3月28日
師走 公明新聞 昭和51年12月14日
猫に御花墨 赤旗 昭和51年1月6日
『めぐり逢い』を終わって 東京新聞 昭和51年1月13日
人間と猫の住む場所 展望 昭和51年4月
V
散文の自由 昭和51年9月
『司馬遷』との出会い 週刊読書人 昭和51年10月25日
憂愁幽思 文學界 昭和51年12月
散文家の目 講談社版「丹羽文雄文学全集」第20巻月報 昭和51年4月
夏の思い出 中央公論社版「水上勉全集」第5巻月報 昭和51年9月
自己嫌悪と自己浄化 講談社版「藤枝静男著作集」第2巻月報 昭和51年9月
不思議な事 高井有一著「暮れ方の森にて」付録 昭和51年9月
『夢の碑』 週刊ポスト 昭和51年11月12日
『優しい人々』 サンケイ新聞 昭和51年8月2日
白い雲の上 新潮 昭和51年3月
檀流無頼派への挽歌 中央公論 昭和51年3月
檀さんにたずねたかった事 すばる 第23号 昭和51年3月
W
ロッキードと歯痛 サンデー毎日 昭和51年7月4日
『オンリー・イスタディ』 朝日ジャーナル 昭和51年1月16日
文士の報酬 現代 昭和51年4月
思いがけぬ再出発 今週の日本 昭和51年3月29日
同業相飲む 日本経済新聞 昭和51年12月4日
こる人ぞ知る 小説サンデー毎日 昭和51年4月
二日がかりの酒 小説現代 昭和51年4月
はじめての街で 小説新潮 昭和51年8月
不精な旅人の旅の思い出 海外旅行カタログ 昭和51年6月
明るい青い空 京都新聞 昭和51年2月25日他
日本一 将棋世界 昭和51年6月
変人・榎本 正論 昭和51年7月
巨人ファン 週刊読売 昭和51年10月23日
変化と習慣 朝日新聞 昭和51年5月10日
入道雲の下 毎日新聞 昭和51年8月10日
思い出と感想 ゴング 昭和51年9月
甲子園観戦記 週刊朝日 昭和51年9月3日
「熱中」の二文字 フェアレディ 昭和51年5月
間違えたら PHP 昭和51年4月
ブーツ考 サンケイ新聞 昭和51年2月18日
『四十歳の出発』 週刊文春 昭和51年12月4日
四十代の美徳 PHP 昭和51年10月
X
幸福の探求 エコノミスト 昭和50年9月
「偏差値」心中 エコノミスト 昭和50年12月
就職問答 エコノミスト 昭和51年3月
古蚊帳とマンション エコノミスト 昭和51年6月
 
酒 猫 人間 立風書房 1978.3.31
週刊小説 1976年4月26日〜11月15日 30回連載
 
針の穴から 集英社 1979.8.10
1針の穴から
二時間と五分間 朝日新聞 1977.5.1
猫の病気、人間の病気 5.8
五右衛門風呂の味 5.15
若づくりの老眼鏡 5.22
先生のアダ名 5.29
盗人のひるね 6.5
ジーパンと振り袖 6.12
「父の日」問答 6.19
背に腹はかえられぬ 6.26
京の夢、大坂の夢 7.3
2思い出す顔
手紙の不思議 サンケイ新聞 1977.8.18
『雨月物語』の女性 ポエカ vol.37 1977.6.1
いろは歌留多の魅力 日刊スポーツ 1977.1.8
二日酔いの神様 1976.11.4
思い出す顔 馬銜 vol.3 1978.7.25
三浦さんとの縁 講談社版く三浦哲郎短編小説全集>第2巻月報 1977.10月
連載中の思い出 青春と読書 vol.52 1978.2
不思議な縁 筑摩書房版<堀辰雄全集>第8巻月報 1978.8
読書日録 週刊読書人 1977.7.18/7.25/8.1
偶然の場所 流動 1977.10月
一枚の地図 サンケイ新聞 1977.4.24
秋の田と『朝倉紀聞』 すばる vol.29 1977.6
3犬も歩けば
当りはずれ サンケイ新聞 1976.9.16
留守中の郵便物 9.18日
本の礼状 9.20日
バイカル号殺人事件 9.21日
異常な野球熱 9.25日
煙草が立った話 9.27日
原稿用紙の思い出 9.28日
もう一度、原稿用紙 9.30日
鉛筆・消しゴム・肥後守 10.2日
自転車と騎馬戦 10.4日
新式と旧式 10.5日
腰の力 10.7日
『女街道』について 10.9日
一枚の絵 10.14日
いろは歌留多 10.18日
4「平均」と「平凡」
愚行の自覚 モダン・メディシン 1977.9
一番暑かった日 マダム 1978.8
追分の蜂 信州の旅 vol.22 1977.10月
不思議な忘年会 今週の日本 1976.12.27
パーティーの赤飯 日刊スポーツ 1976.11.25
日本の岩窟王 1977.3.10
眠らなかった理由 問題小説 1977.4
がめ煮とおきゅうと 角川書店版〈味のふるさと〉第13巻〈福岡の味〉所収 1978.3
納豆餅その他 銀座百点 1978.1
煙草談義 週刊文春 1978.5.11/5.18/5.25/6.1
映画の思い出 シネメイツ vol.4 1977.3
草野球ブーム 週刊小説 1978.1.27
高校野球の女子応援団 日刊スポーツ 1977.4.1
横綱・若三杉 正論 1978.8
「平均」と「平凡」 アイ 1977.3
めぐり逢い マンション&ミズ 1978.12
5ボタンとチョンマゲ
梅雨の晴れ間 赤旗 1976.7.12
枯れた彼岸花 1976.10.25
八幡のカツ丼 別冊文藝春秋vol.138 1976.12
わたしの荷風散歩 読売新聞 1977.5.13
アカシャの花 赤旗 1976.8.10
貧乏草 1976.9.6
十一月の浅間 1976.11.22
軽井沢の冬 サンデー毎日 1977.12.18
遊女の墓 赤旗 1976.12.20
アカシャの木の下で サンケイ新聞 1978.8.12
今年の追分 ちくま 1977.10月
小湊と仙台 東京新聞 1978.8.2
新環境庁長官の顔 日刊スポーツ 1977.2.17
ボタンとチョンマゲ 1976.12.16
住居表示の変更通知 1977.1.27
運動会 赤旗 1976.9.27
息子と父親 ポエカ vol.35 1976.12
親父の流儀 婦人画報 1977.5
ペットからファミリーへ 朝日新聞 1978.10.22
夜食仲間 文化評論 1978.5
わが家の猫カン始末記 中央公論 1978.2
6素材と方法
書くということ 不死鳥 vol.46 1978.6
『鼻』と『外套』 文學界 1978.5
ささやかな志 朝日新聞 1977.1.27
素材と方法 図書 1978.8
歩きながら考える 新潮 1977.8
小説の場所 文藝 1978.10月
坂口安吾 中央公論 1978.8
井伏氏の文体 文芸展望 vol.18 1977.7
『目まいのする散歩』 中公文庫版〈目まいのする散歩〉解説 1978.5
魯迅再誌 筑摩書房版〈魯迅文集〉第6巻月報 1978.2
憧れと韜晦 河出書房新社版く埴谷雄高作品集>続第8巻月報 1978.13
『日本の長篇小説』 朝日ジャーナル 1977.2.4
『観察者の力』 1977.10.28
7小説の構造
小説の構造 1978.10月
 
見える世界、見えない世界 集英社 1981.6.10
T日常、この幻想的なもの
噂の構造 図書 1979.8
亡命貴族作家の文体 中央公論 1979.9
『ナボコフ自伝』を読む 南雲堂版〈文学とアメリカV〉所収 1980.12
古井由吉の営み 新潮 1980.8
古井由吉『女たちの家』 中公文庫版〈女たちの家〉解説 1979.9
大江健三郎『同時代ゲーム』 1979.12
ラスプーチン『生きよ、そして記憶せよ』 朝日ジャーナル 1981.3.16
往復書簡 大橋健三郎/後藤明生 すばる 1979.7
日常、この幻想的なもの 週刊読書人 1979.2.26
「朝倉」を読んで 文學界 1980.1
近況 朝日新聞 1980.1.14
総点検と補強 新潮 1980.2
信濃追分の吉野大夫 サンケイ新聞 1980.5.20
修辞的と文体的 文學界 1979.5
知性と癇癪 新潮 1979.7
訳後雑記 学習研究社版〈現代語訳雨月物語〉月報 1980.4
見える世界、見えない世界 尚学図書版〈鑑賞日本の古典18巻> 月報 1981.5
Uそれぞれの流儀
返って来た卒論 中央公論 1979.8
不思議な詩碑 蒼生vol.15 1979.10月
軽井沢文学散歩 軽井沢 (軽井沢町役場発行) 1979.5
レニングラード、モスクワ アサヒグラフ臨時増刊 1979.8.20
わが町 東京新聞 1980.4.22
戦後史の一日 朝日ジャーナル 1979.8.17/8.24合併号
金銭考 ミリオン・ニュース 1979.11
入院雑記 1980.4
入院中の発見 看護 1980.7
入院中のスケッチ 日本経済新聞 1980.7.13
思い出の作文 教室の窓 1980.2
罐詰 週刊朝日 1980.9.5
京都まで 1980.1
日田温泉 千趣会版〈小さな旅13巻〉所収 1981.1
旅は道づれ 日本経済新聞 1980.5.15
三瓶山、米子、信濃追分 あさめし・ひるめし・ばんめし vol.18 1979.4
浅間五景 世界文化社版く美しい日本3巻>所収 1981.3
金沢 北国新聞 1980.8.31
それぞれの流儀 Table d'Amour vol.4 1980.11
『元山の想い出』(笠井久義著) 週刊読書人 1981.3.16
「犀」前後のこと 文學界 1980.10月
「早稲田文学」前後 すばる 1980.10月
内部と外部 朱羅 vol.13 1981.4
Vカラスの勝手
往復六キロ 共同通信社扱/四国新聞 1979.1.29
『雨月物語』その他 2.19
猫のお灸 3.19
生れてはじめて 4.19
今年のゴールデンウイーク 5.17
複雑な気持ち 6.14
緑色の大きな目 7.12
子供の気持ち 8.9
納得のゆかぬ幕切れ 9.6
昭和一ケタ世代の苦労話 10.4
北朝鮮引揚げ者の記録 11.7
「退院後」の問題 12.24
カラスの勝手 三友社扱/新潟日報 1980.8.2
ブラックユーモア 8.9
戦後三十五年 8.16
砂マンダラ 8.23
今年の高校野球 8.30日
優先席への提案 9.6
蜂の巣の構造 9.13
鳩の卵 9.20.
政治家の言葉 9.27
組織よ、おごるなかれ 10.4
無粋な人々 10.11
少年の夢 10.18
三児の魂 10.25
ゴールド・ラッシュ 11.1
文化講演会 11.8
天才長島の変身 11.15
中国人とユダヤ人 11.22
三年B組金八先生 11.29
遊園地にて 12.6
欠陥エリート 12.13
成功と成熟 12.20.
夏象冬記 12.27
不思議な年賀状 1981.1.10
野の花 1.17
県知事の表彰 1.24
母の手紙 1.31
「文体」同人後記 文体 vol.1-1977.9〜vol.12-1980.6
W内向と変容
花田式パロディー すばる 1981.4
作る人と見る人 すばる 1980.5
「眠れる娘」 読売新聞 1979.11.15
パウル・クレー展 新潮 1980.12
不思議な関係 相笠昌義銅版画集〈女 時の過ぎゆくままに〉序文 1979.10.
「不思議」と「何故か」 サンケイ新聞 1981.3.7
好きな二十五句 1980.12
自分だけの人生の書 ダイヤモンド社版〈私の本の読み方 探し方〉所収 1980.2
『司馬遷―史記の世界』との出会い 日本経済新聞 1979.4.15
傷つくということ プレス・サービス 1979.2.5
非常勤講師の給料 文藝 1980.7
素朴な疑問 1980.6
感傷性と政治性 サンケイ新聞 1980.12.6
中学生の目 新潟日報 1978.6.11
ヤング・イズ・ビューティフル サンケイ新聞 1979.1.13
父親の居場所 愛媛新聞 1979.1.6
親としての内向の世代 グラフィケーション 1980.8
内向と変容 東京新聞 1980.8.14
 
笑いの方法 中央公論社 1981.10.25
わが苦き言葉もて人々は笑うなり 『世界文学全集―ゴーゴリ第三五巻』学習研究社 1978.5 「ゴーゴリと私」を改題
笑いの方法 第三文明 1973年1月〜12月号
ペテルブルグの迷路 河出書房新社『ゴーゴリ全集』月報 1976年9月〜1977年12月 「ゴーゴリとの二十年」を改題
ヨソ者の目 学燈 1973.11 「私自身のためのゴーゴリ」を改題
幾つかの問題 文藝 1977.2
翻訳余話 文學界 1978.5 「『鼻』と『外套』」を改題
何故だかわからない喜劇 コメディアン 1974.7
返って来た卒論 中央公論 1979.8
ゴーゴリとドストエフスキー ドストエフスキー没後百周年記念実行委員会編『ドストエフスキー』 1981
小説の構造 1978.10.
噂の構造 図書 1979.8
「鼻」ニコライ・ゴーゴリ 後藤明生訳 『世界文学全集―ゴーゴリ第三五巻』学習研究社 1978.5.1 つかだま書房版のみ収録
「外套」ニコライ・ゴーゴリ横田瑞穂・後藤明生共訳 『世界文学全集―ゴーゴリ第三五巻』学習研究社 1978.5.1 つかだま書房版のみ収録
 
女性のための文章教室 中央公論社 1982.8.30
婦人公論 1980年1月〜1981年12月
 
復習の時代 福武書店 1983.3.30
T百年遍歴の夢
復習の時代 朝日新聞夕刊 1982.1.8
連続と断絶 文学 1982.6
「言文一致」の夢と現実 学研『明治の古典7 武蔵野 平凡』 1982年5月20日 「二葉亭四迷の栄光と悲惨」改題
『機械』の方法 文藝 1981年10月
「方法」としての横光利一 朝日ジャーナル 1981年11月27日
自己増殖の方法 中央公論社『谷崎潤一郎全集』第三巻月報 1981年7月1日
百年遍歴の夢 海燕 1982年9月
『史記』を書いた男 マダム 1982.6
散文の自由――武田泰淳『目まいのする散歩』 1976年9月
憂愁幽思――武田泰淳『司馬遷』 文學界 1976年12月
花田式パロディー すばる 1981.4
新しい喜劇空間の発見―花田清輝『室町小説集』 1973.9
対立と統一――花田清輝『日本のルネッサンス人』 1974.9
洪水の後 すばる 1981.11
連載「百五十回」の意味―小島信夫『別れる理由』 朝日ジャーナル 1982年11月5日
「日常論」の悲哀――小島信夫作・演出『一寸さきは闇』 文藝 1973年2月
「小島的なもの」の根――小島信夫『靴の話/眼』 朝日ジャーナル 1974年3月29日
不思議な興奮――吉行淳之介訳『好色一代男』 文學界 1981年9月
虚構のはじまり――平岡篤頼『消えた煙突』 早稲田学報 1983年1月
U断章・一九八二年
断章・一九八二年
ウォークマン 東京新聞夕刊 1982年7月1日
カラ梅雨と「宣言」 7.8
ハイツの壁 7.15
過剰と不足 7.22
猫と人間 7.29
頭に用心 8.5
台風の後 8.12
無名人の記録 8.19
「目立とう」族 8.26
『瑠璃の壺』 9.2
地球の時間 9.9
縮小と拡大 9.16
精神の若さ 9.30.
意味と文章 10.7
生涯一教師 10.14
ダイレクトメール 10.21
出席簿 10.28
微笑 11.4
ブレッド・アンド・バター 11.11
ユーモアと羞恥 11.18
雑誌の新年号 11.25
わびしい話 12.2
可愛い女 12.9
企業と父親 12.16
『朝鮮タンポポの歌』 12.23
V危機の産物
時間の異化 季刊is vol17 1977年6月
取り除かれた「理由」 新潮社『カフカ全集』第二巻月報 1981年6月
カフカとは何か――辻王星編『カフカの世界』 月刊ペン 1973年4月
生真面目と諧謔 集英社『世界文学全集 リルケ・カフカ集』月報 1974年5月
ドストエフスキーの楕円 すばる 1981年5月
小説の会話 すばる 1981年6月
ドストエフスキーの聖書 ユリイカ 1974年6月
危機の産物 フェイズ 44号 1982年4月
「文学者の反核声明」についてのアンケート すばる 1982年5月
野球と知識人 新潮 1982年10月
贋金づくり 新潮 1982年11月
「日本的」とは何か 新潮 1982年12月
作者と出題者 新潮 1982年2月
バイカル湖のような劇場―高野悦子『シネマ人間紀行』 週刊読書人 1982年6月7日
意味不明の断片 海 別冊『子どもの世界』 1982年12月
森銃三氏の豆本 中央公論 1983年1月
ダンボール箱の中の一冊 日本経済新聞 1982年11月28日
マルセル・デュシャン展あるいは髭と剃刀 俳句とエッセイ 1981年11月
鉄筋コンクリートと蒲団 ガラスライフ 1981年8月
ハイツと山小屋 月刊高層住宅 1981年9月
近況 新刊ニュース 1981年12月
池田健太郎賞の夕 群像 1982年4月
不思議な風の道 京都新聞 1982年9月12日
幻の吉野大夫 中央公論 1982年11月
『吉野大夫』の素材と方法 読売新聞夕刊 1982年12月22日
 
小説 講談社現代新書 1983.3.20
書き下ろし
 
おもちゃの知、知、知 冬樹社 1984.10.30
〈生きがい〉としてのフィクション 朝日ジャーナル 別冊 一九八四年六月
〈本物〉という幻想 群像 一九八四年三月号
『別れる理由』を読む 文芸図書館レ・ロマン 一九八三年夏号
『槿』を読む 文芸図書館レ・ロマン 一九八三年冬号
『あめりか物語』を読む 福武書店文芸選書『あめりか物語』 一九八三年十二月 「荷風の現代性」改題
『断腸亭日乗』を読む 文芸図書館レ・ロマン 一九八三年秋号
『或る女』を読む ほるぷ版『日本の文学39 或る女』解説 一九八四年八月
『我輩は猫である』を読む 筑摩書房『講座日本語の表現4 表現のスタイル』収録予定 1984.11.29 「ユーモアの構造」改題
『白鯨』を読む 国書刊行会『メルヴィル全集別冊 鯨とテキスト』 一九八三年十一月 「エイハブとモゥビ・ディク」改題
鮎川信夫を読む 中央公論社『鮎川信夫』肖像 一九八四年三月 「うしろ姿とゴルフハット」改題
サイギサイギ 文學界 一九八二年一月号
変形 文學界 一九八二年五月号
子供地蔵 文學界 一九八二年八月号
スケープゴート 文學界 一九八三年一月号
アンケートT「私の好きな短編小説」 別冊潮 小説特集号 一九八二年夏
アンケートU「一九八〇〜八三年の成果」 文藝 各翌年一月号
エネルギーの方向 岩波書店『大岡昇平集17』月報 一九八四年一月
アンケートV「甲子園の“魅力”って、何ですか?」 朝日ジャーナル 一九八二年八月十三・二十日号
方法としての〈笑い〉 現代思想 一九八四年二月号 「何がおかしいの?」の一部収録
方法としてのロシア文学 早稲田大学比較文学研究室講演―一九八四年五月十九日――をもとに書下し
 
自分のための文章術 三省堂選書 1985.9.20
婦人公論 1982年1月〜1984年12月
 
ドストエフスキーのペテルブルグ 三省堂 1987.4.10
ぶっくれっと 1983年9月〜1986年11月 隔月20回連載 最終『罪と罰』の章を書き下ろし、三浦雅士との対談も本書初出か
 
文学が変るとき 筑摩書房 1987.5.29
T
二十世紀小説としての『明暗』 ほるぷ版『日本の文学 明暗下』解説 1985年8月1日
「都市小説」―あるいはフィクションのフィクション 読売新聞 1987年2月6日 「都市小説あるいはフィクションのフィクション」改題
永井荷風 小学館版『昭和文学全集』第一巻解説 1987年5月1日 「永井荷風・人と作品」改題)
荷風と聖書 朝日新聞 1984年3月19日 「永井荷風のこと」改題
二葉亭四迷 学研『明治の古典7 武蔵野 平凡』 1982年5月20日 「二葉亭四迷の栄光と悲惨」改題)
『浮雲』と『あひびき』―真面目な雑談と質問 ロシア手帖 二十二号 1986年6月20日 「真面目な雑談と質問」改題
白樺派の少年文学 講談社版『少年少女日本文学館5 小僧の神様・一房の葡萄』 1986年10月18日 「わたしの中学、高校時代」改題
模倣と新奇―宇野浩二 早稲田文学 1985年8月号 「模倣と新奇――宇野浩二という線」改題
『機械』の方法 文藝 1981年10月号
〈方法〉としての横光利一 朝日ジャーナル 1981年11月27日号
百年遍歴の夢――牧野信一 海燕 1982年9月号 「百年遍歴の夢」改題
最近の小島さんの三つの文章 『小島信夫をめぐる文学の現在』福武書店 1985年7月20日
U
書評と読書 中央公論(「読書室」欄) 1987年1月号
43冊を読む
『中国 心ふれあいの旅』水上勉ほか 朝日新聞(「読書」欄) 1984年7月16日〜1987年2月9日
『杞憂夢』坂上弘
『マリヤのための金』ラスプーチン(安岡治子訳)
『海峡を越えたホームラン』関川夏央
『マツタケの話』小川真/『冬』中村真一郎
『風のクロニクル』桐山襲
『刻』李良枝
『文学 1985』日本文芸家協会編
『韓国現代短編小説』中上健次編
『北京海棠の街』加藤幸子
『美酒すこし』中桐文子
『餅』鈴木真美
『ショージ君の時代は胃袋だ』東海林さだお
『表現の風景』富岡多恵子
『啼く鳥の』大庭みな子
『天国が降ってくる』島田雅彦
『絵草紙 吉原炎上』斎藤真一
『輪舞する、ソウル。』文・中上健次、写真・篠山紀信
『ベッドタイムアイズ』山田詠美
『ロシア・アヴァンギャルド』水野忠夫
『金鶴泳作品集成』金鶴泳
『カタリ鴉』青野聡
『韓国伝統紋様』韓国デザイン包装センター編
『スキャンダル』遠藤周作
『辻火』田久保英夫
『メキシコ万歳!』セルゲイ・エイゼンシュテイン(中本信幸訳)
『骨の火』森内俊雄
『ハングルへの旅』茨木のり子
『少し耳の痛くなる話』ドナルド・キーン
『リンゴの唄、僕らの出発』佐江衆一
『花の碑』大城立裕
『猪飼野タリョン』宗秋月
『視る男』アルベルト・モラヴィア(千種堅訳)
『怪僧ラスプーチン』マッシモ・グリッランディ(米川良夫訳)
『ニコライ・ゴーゴリ』青山太郎
『愛酒楽酔』坂口謹一郎
『「弔辞」集成』司馬遼太郎ほか
『逸民』小川国夫
『天井から降る哀しい音』耕治人
『神様入門』井上光晴
『母たちの肖像』松永一 プラス 1984年10月号
『俳の風景』沢木欣一 俳句 1986年7月号
「帰還」という「出発」 海(「海の手帳」欄) 1983年8月号
「非常識」という「やさしさ」 1985年4月号
一九八五年 私が選んだ三冊 朝日新聞 1985年12月16
一九八六年 私が選んだ三冊 朝日新聞 1986年12月22
わたしのベスト3― 一九八六年・文学の収穫 文學界 1987年1月1日
V
横田瑞穂先生の思い出 新潮 1986年5月号
伝説“檀街道” 読売新聞 1986年4月1日
木村彰一先生の思い出 文学界 1986年4月号
中桐さんの思い出 群像 1983月号12月号
立原さんのハガキ 『立原正秋全集』第九巻月報角川書店 1983年6月12日
白鳥の告別式 『正宗白鳥全集』第二十五巻月報福武書店 1984年6月30日
わたしの白秋体験 『白秋全集』第二十三巻月報岩波書店 1986年8月7日
W
ゴーゴリ綺譚
1『ゴーゴリ夜中に死す』 群像 1984年7月号 「ゴーゴリ生誕百七十五年」改題
2「訂正お詫び」 群像 1984年8月号
3神父、医師、催眠術師 群像 1984年9月号 「ゴーゴリ伝説と『対話』的方法」改題
4ゴーゴリの“背広” 秋田魁新報 1984年1月4日
5ゴーゴリのシャックリ すばる 1984年7月号
ギリシャ、シベリア、韓国 花曜 第六号 1985年11月10日 「ギリシャとシベリアと韓国」改題
「対話」と「笑い」 文学界 1985年11月号
韓国シャーマニズムの虚構と喜劇性 毎日新聞 1986年9月12日 「治者の論理のパロディー」改題
異様なる往復書簡―『貧しき人々』 朝日新聞 1985年1月27日 「後藤明生さんと貧しき人々を読む」改題
フィクションの快楽―『西遊記』 朝日新聞(「読書」欄) 1985年2月4日 「奇書誕生の謎解き楽し」改題
文学が変るとき
1円と楕円 新潮 1985年1月号
2文学が変るとき 新潮 1985年2月号
3何が「衰弱」したのか 新潮 1985年3月号
 
カフカの迷宮 岩波書店 1987.10.30
書き下ろし
 
もう一つの目 文藝春秋 1988.3.30
T記憶のパノラマ
時間と風景 朝日新聞夕刊 1987年10月23日
原因不明の記憶 幼児開発 1986年5月1日
人間は変化する 教育ジャーナル 1985年8月
中学高校の頃 日販通信 1983年6月
長寿大国とボケ老人 SCOPE 1983年8月
「チューチューたこかいな」式ブームの時代 公明新聞 1984年5月
何となく奇妙な気分 茶道の研究 1986年7月1日
ボランティアについて 室内 1986年8月
玄関、その内部と外部 年金と住宅 1986年7月
転居 群像 85年12月
記憶のパノラマ 翼の王国 1984年11月
下関の耳なし芳一 文藝 1984年11月
ホテル・ロッテと南大門市場 現代 1985年2月
ソウルの同級生 1986年4月
韓国シャーマニズムへの大いなる関心 アサヒグラフ増刊 1987年4月
楕円形のボール 翼の王国 1985年1月1日
マラソンと駅伝 翼の王国 1985年5月
悲しき監督 新潮45 1985年11月
受賞前後 小説現代 1982年2月
私のスズメバチ体験談 信濃毎日新聞夕刊 1984年10月
アリストパネスの「蜂」 読売新聞夕刊 1985年9月20日
一九八六年八月十八日 ミセス 1986年12月1日
山小屋の「雨の木」 小説現代 1986年7月
今日の場合 小説新潮 1986年11月
追分だより 読売新聞夕刊 1987年8月26日〜28日
U不思議な感情
文章苦心談と備前焼き 日本経済新聞 1984年2月5日
未完の連載小説めぐる回想とプラン 東京新聞夕刊 1984年4月11日
俳句に注文 朝日新聞出版『現代俳句の世界12 高濱年尾・大野林火』序文 1985年4月1日
女性の文章について マダム 1985年5月
三つの形式による三篇 日本経済新聞 1986年6月
新聞というモンタージュ 東京新聞夕刊 1986年10日15日
エピグラフについて 三田文学 1986年冬季号
私の三冊 図書 1987年5月
朝倉の幻 図書 1985年4月
不思議な感情 文藝 1987年5月夏季号
鏡の役割 福武文庫・村松友視『悲劇のように』解説 1986年1月
百年目の『浮雲』 筑摩書房『二葉亭四迷全集』第五巻月報 1986年4月
チェーホフ的 筑摩書房『チェーホフ全集』第10巻月報 1987年5月
Vショート・ショート
銀座まで 銀座百点 1983年12月
サントリークォータリー vol.12 1982年6月
W客地にて 西日本新聞 1987年2月16日〜4月24日
転居の理由
箱から箱へ
鳥か人間か
偶然の隣人
3DKと文体
箱の中、箱の外
東京の奇跡
図工「乙」
奇妙な驚き
スペードの女王
作家と批評家
うしろ姿
大学の入試問題
男の自立
万里の長城
韓国と中国
カフカと司馬遷
ウイスキー時計
四時と五時の間
『怪談骨牌の謎』
荷風とロシア文学
日記型の作家
バッグ事件
金銭哲学
女性たち
朝倉二七会
写真が一番
ゴーゴリの『鼻』
謎の世界
誕生の"伝説"
ボールペン
趣味性なし
今は昔
偶然と必然
万年筆時代
「4B」時代
消しゴム論
ケガの功名
幻の名文句
『外套』の笑い
誕生日の赤飯
作家の年齢
楕円ショック
形見の椅子
十一階の猫
連載苦心談
ペテルブルグ
模倣と独創
墓碑銘
ベランダから
 
メメント・モリ 中央公論社 1990.4.20
婦人公論 1989年1月〜12月
 
小説は何処から来たか 白地社 1995.7.15
プロローグ 群像 1993.1 「小説は何処から来たか?」
第一章 日本近代小説の夢と現実 二葉亭四迷
分裂した知識人 『日本の古典7 武蔵野 平凡』学研 1982.5 「二葉亭四迷の栄光と悲惨」改題
ロシア近代との比較 「ロシア手帖」二十二号 1986.6.20 「真面目な雑談と質問」改題
自己喜劇化の方法
『浮雲』と『あひびき』
第二章 喜劇としての近代 日本文学とロシア文学
「笑い地獄」 いち 七号 1976.7 (『夜更けの散歩』所収)
素材と文体 窓 17号 1976.6の前半部分 「ゴーゴリの墓碑銘」改題『夜更けの散歩』所収
『雨月物語』と『外套』
ペテルブルグの『鼻』 毎日新聞夕刊 1992.2.3 「ゴーゴリの「鼻」」改題『小説の快楽』所収
幽霊の出ない『外套』 朝日新聞夕刊 1992.7.24
「他者」との関係 窓 17号 1976.6の後半部分 「ゴーゴリの墓碑銘」改題『夜更けの散歩』所収
百年目の『浮雲』 筑摩書房『二葉亭四迷全集』第五巻月報 1986.4 『もう一つの目』所収
連続と断絶 文学 1982.6
第三章 二十世紀小説としての新しさ 夏目漱石 ほるぷ版『日本の文学30 明暗下』解説 1985.8 『文学が変るとき』所収
第四章 方法としてのテキスト 芥川龍之介 小学館『群像日本の作家 芥川龍之介』 91.4
第五章 「生理学」の方法 永井荷風 小学館『昭和文学全集』第一巻解説 1987.5 『文学が変るとき』所収
第六章 「都市小説」の構造 宇野浩二と永井荷風
フィクションのフィクション 読売新聞 1987.2.6 「都市小説あるいはフィクションのフィクション」改題『文学が変るとき』所収
「読んで書いた」作家 日本近代文学40集 1989.5 「幾つかのポイント――宇野浩二と永井荷風」改題
東京とペテルブルグ
「偶然」と「突然」の関係
混血=分裂の系譜
アパートの問題
二重性と普遍性
『墨東綺譚』の映画化について 出版ダイジェスト 1992.9.30
第七章 夢のプログラム 宇野浩二と牧野信一
伝説とエピソード 早稲田文学 1985年8月号 「模倣と新奇――宇野浩二」、『文学が変るとき』所収
模倣と新奇
笑いの虫の系譜
マジメな茶番
近松秋江を読む 東京新聞夕刊 1992.8.29
牧野信一の一篇 『別冊文藝 ブック・ガイド’89』 1988.10月
アンケート 海燕 1982.9月号 『文学が変るとき』所収
百年遍歴の夢
第八章 自意識の喜劇 横光利一
『機械』の方法 文藝 1981年10月号 『復習の時代』『文学が変るとき』所収
自意識の悲鳴
二十世紀文学の迷路
方法としての横光利一 朝日ジャーナル 1981.11.27 『復習の時代』『文学が変るとき』所収
二十世紀小説としての横光文学 1991.3
第九章 反復と引用のエクリチュール 太宰治
喜劇が通じない悲劇 国文学 1976.5 『夜更けの散歩』所収、「『斜陽』再読」改題
“おとなしい小説”
『駈込み訴え』の謎 文學界 1992.8
アミダ太平記 読売新聞夕刊 1988.10.22
四年がかりの連作 1989.4 『小説の快楽』所収
遍歴と反復 季刊出版月報 1992.11.1
第十章 超ジャンルと楕円T 花田清輝
花田式パロディー すばる 1981.4 『復習の時代』所収
『室町小説集』 1973.9 『復習の時代』所収
新しい喜劇空間の発見 1973.9 『復習の時代』所収
対立と統一 1974.9 『復習の時代』所収
円と楕円 新潮 1985.1 『文学が変るとき』所収
文学が変わるとき
第十一章 超ジャンルと楕円U 武田泰淳
『司馬遷』と失業の思い出 マダム 1982.6 「『史記』を書いた男」『復習の時代』所収 『円と楕円の世界』の同名文とは別のもの
楕円ショック 西日本新聞夕刊 1987.4.15 『もう一つの目』所収
形見の椅子 西日本新聞夕刊 1987.4.16 『もう一つの目』所収
『目まいのする散歩』 中公文庫『目まいのする散歩』「解説」 1978.5 最後の一段落が削除。『針の穴から』に全体を収録
文庫ベスト3 毎日新聞 1993.10.18
第十二章 文体的思考 鮎川信夫 中央公論社『現代の詩人2 鮎川信夫』 1984.3 『おもちゃの知・知・知』所収
第十三章 フィクションの変奏 丸谷才一 小学館『昭和文学全集23巻』 1987.8
第十四章 「戦中少年」の体験と方法 古井由吉
一九七〇年 文芸図書館レ・ロマン 1983年冬号 『おもちゃの知・知・知』所収、「『槿』を読む」改題
「太い溜息」
「内向の世代」の難解さ
『楽天記』の夢の息子 季刊出版月報 1992.8
第十五章・第十六章 ジャンルと形式の起源 小学館『日本大百科全書』12巻「小説」の項 1986.11
 
小説の快楽 講談社 1998.2.25
禁煙について 文學界 1988年4月号
手術記念日 文學界 1997年1月号
吉野の墓 群像 1989年10月号
月見草と貧乏草 群像 1989年11月号
スズメ蜂の巣 群像 1989年12月号
自作再見『吉野大夫』 朝日新聞 1989年10月5日
大阪便り せきえい 1991年7月号
出会いと感想 『山片蟠桃賞の軌跡』 1993年3月
筑後川 歴史Eye 1993年7月号
謡曲と私 国立能楽堂 第137号 1995年1月
ドイツ版『現代日本文学』 香散見草 17号 1991年10月
四年がかりの連作 1989年4月号
五年がかりの『しんとく問答』 群像 1995年10月号
歩きまわる小説『しんとく問答』 1995年11月号
幕の内弁当 一冊の本 1997年7月号
『笑坂』『吉野大夫』その他 軽井沢高原文庫通信 第32号 1996年7月
追分の川 群像 1996年1月号
追分と私 高原文庫 第12号 1997年7月
分裂した楕円 1989年6月号
Uジャンルの饗宴
ジャンルの饗宴 シュンポシオン 第1号 1996年3月
芥川とゴーゴリ 『芥川龍之介全集』第1巻月報・岩波書店 1996年12月
ゴーゴリの『鼻』 毎日新聞夕刊 1992年2月
ロシア文学のペテルブルグ 信州の旅 第80号 1992年4月1日
「群像」新人賞選評'92-'97
幾つかの誤解 群像 1992年6月号
正論的、啓蒙的、ナルシシズム 群像 1993年6月号
原理と可能性 群像 1994年6月号
悪戦苦闘に好感 群像 1995年6月号
二人称と「語り手」 群像 1996年6月号
甘さと課題 群像 1997年6月号
スタイルの魅力 『新潮古典文学アルバム(5)伊勢物語・土佐日記』新潮社 1990年8月
『弱法師』と『信徳丸』 東京新聞 1996年7月
読書ノート『平家物語』続『平家物語』『太平記』 文學界 1988年10月号〜12月号
柄谷行人と私 「国文学解釈と鑑賞 別冊『柄谷行人』 1995年2月号
拝復蓮實重彦樣 蓮實重彦『魂の唯物論的な擁護のために』折り込み付録・日本文芸社 1994年4月
ポストモダンの少女小説 文學界 1989年2月号
『友情』再読 『武者小路實篤全集』第5巻月報・小学館 1988年8月
『われもまたおくのほそ道』と『天上の眺め』 『森敦全集』第1巻月報・筑摩書房 1994年4月
メビウスの帯の時空間 群像 1996年12月号
パロディとナルシシズム 『内田百闡S集』第31巻月報・福武書店 1989年8月
『漱石を書く』を読む 朝日新聞 1994年6月
21世紀=あの世からの眺め 新潮 1996年9月号
漱石と二葉亭 岩波書店『漱石全集』第9巻月報 1996年12月
V私のナムアミダブツ
不思議な感情 文藝 1987年夏季号
大阪の宿から 群像 1989年7月号
『天上の眺め』から 海燕 1989年10月号
松浪信三郎先生の思い出 文藝 1989年冬季号
ゴーゴリかチェーホフか 新潮 1993年9月号
吉行さんとの関係 群像 1994年10月号
弔辞/また会う日まで すばる 1997年7月号
新庄嘉章先生の思い出 群像 1997年11月号
朝に紅顔、夕に白骨 新潮 1989年1月号
戦後45年母の初盆 読売新聞夕刊 1990年8月23日
私のナムアミダブツ 月刊住職 1996年4月号
W小説の快楽
小説の快楽 『21世紀学問のすすめ(5)文学のすすめ』筑摩書房 1996年12月
混血と分裂/日本近代文学の中の“私” 『日本文学における「私」』河出書房新社 1993年2月
菊池寛文学の普遍性 『菊池寛全集』第6巻解説・文藝春秋 1994年4月
イエス=ジャーナリスト論、その他 國文學 1996年4月号
三角関係の形式と方法 シュンポシオン第2号 1997年3月
 
日本近代文学との戦い 柳原出版 2004.4.30
T日本近代文学との戦い
私語と格闘 新潮 1997年1月号
二葉亭四迷の罠 新潮 1997年7月号
楕円と誤植 新潮 1997年9月号
「真似」と「稽古」 新潮 1998年1月号
U謎の探求、謎の創造
三角関係の輻輳―「鍵」の対話的構造 國文學 1993年12月号
モノローグとダイアローグ―梅崎春生『幻化』と武田泰淳『目まいのする散歩』 シュンポシオン 第3号 1998年3月
講義録より―二葉亭四迷『浮雲』、夏目漱石『写生文」 未発表
謎の探求、謎の創造 文学・芸術・文化 1993年6月
・短章
二つの書き出し 『東京ゆかりの文学者たち―明治』東京都近代文学博物館 1995年4月
「芋粥」と「蔵の中」と「外套」 日本近代文学館 第161号 1998年1月
談話
軍記物語―首また首、首狩り族の幻想喜劇 月刊Asahi 1990年8月号
文学賞選評&新人作家の条件
小説のむずかしさ 群像 1998年6月号
B級ポルノ的、ケイタイ的 群像 1999年6月号
若者たちの日常言語 文學界 1999年2月号
新人作家の条件 海燕 1993年4月号
V出会いと伝説
新庄嘉章先生と私 早稲田文学 1997年11月号
消えた座談会 岩波書店『阿部昭集』第7巻月報 1991年
不思議な発見 本の話 第4号 1995年10月
中上健次と近畿大学 集英社『中上健次全集』第6巻月報 1995年11月
出会いと伝説 群像 1998年12月号
・書評
「四十有余年」の転機と感慨―木村浩『ロシア文学遍歴』 文化会議 1990年3月号
ある日一冊の詩集が私を一撃した―長野規『往く』 すばる 1998年4月号
・アンケート
あなたが「歴史」を考える上で、拠り所となる一冊を教えて下さい 一冊の本 1999年4月号 (武田泰淳『司馬遷』)
怪奇小説 この一篇 文學界 1991年9月号
印象に残った本 新刊ニュース 1990年1月号/1996年1月号/1999年1月号
私の推す恋愛小説、この一冊 三田文學 春季号 1998年5月
Wふっと思い出す話
私の中の「ふるさと」 読売新聞(西部本社版)夕刊 1991年8月31日
1994年の極私的総括 読売新聞夕刊 1994年12月20日
エッセイ集と小説集 新刊ニュース 1995年12月号
哲学者の昼寝 すばる 1998年1月号
ふっと思い出す話 日本経済新聞 1999年6月13日
X麓迷亭通信
麓迷亭通信 群像 1996年10月号
栗とスズメ蜂 群像 1997年10月号
 
アミダクジ式ゴトウメイセイ【対談篇】 つかだま書房 2017.5.25
文学における原体験と方法(五木寛之) 文學界 1969年4月
追分書下ろし暮し(三浦哲郎) 早稲田文学 1974年1月
父たる術とは(黒井千次) 望星 1974年8月
新聞小説『めぐり逢い』と連作小説をめぐって(三浦哲郎) 青春と読書 1976年4月 「作家の話『めぐり逢い』をめぐって」改題
厄介」な世代――昭和一ケタ作家の問題点(岡松和夫)「 文學界 1976年5月
失われた喜劇を求めて(山口昌男) 早稲田文学 1977年1月

文芸同人誌「文体」をめぐって(秋山駿)

展望 1977年7月 「文体について」改題
ロシア文明の再点検(江川卓) サントリー・クォータリー 1980年12月
“女”をめぐって(三枝和子) 國文學 解釈と鑑賞 1981年2月
「十二月八日」に映る内向と自閉の状況(三浦雅士) 朝日ジャーナル 1982年12月17日
何がおかしいの?――方法としての「笑い」(別役実) 現代思想 1984年2月
文学は「隠し味」ですか?(小島信夫) すばる 1984年4月
チェーホフは「青春文学」ではない(松下裕) ちくま 1987年6月 「チェーホフの面白さ」改題
後藤明生と「首塚の上のアドバルーン」(富岡幸一郎) すばる 1989年4月
小説のディスクール(蓮實重彦) 後藤明生『スケープゴート』付録 1990年7月
疾走するモダン――横光利一往還(菅野昭正) 國文學 解釈と鑑賞 1990年11月
大谷崎を解錠する(渡部直己) 早稲田文学 1991年7月 「大谷崎を解錠する――『読む』と『書く』とのダイナミックス」改題
文学教育の現場から(三浦清宏) 群像 1992年11月
文学の志(柄谷行人) 文學界 1993年4月
親としての「内向の世代」(島田雅彦) 文學界 1993年5月
小説のトポロジー(菅野昭正) 群像 1995年11月
現代日本文学の可能性――小説の方法意識について(佐伯彰一) 群像 1997年1月
 
アミダクジ式ゴトウメイセイ【座談篇】 つかだま書房 2017.5.25
現代作家の条件(阿部昭、黒井千次、坂上弘、古井由吉) 文藝 1970年3月
現代作家の課題(秋山駿、阿部昭、黒井千次、坂上弘、古井由吉) 文藝 1970年9月
現代文学の可能性――志賀直哉をめぐって(阿部昭、黒井千次、坂上弘、古井由吉) 文藝 1972年1月
小説の現在と未来(阿部昭、小島信夫) 文藝 1972年9月
飢えの時代の生存感覚(秋山駿、加賀乙彦) 望星 1973年3月
創作と批評(阿部昭、黒井千次、坂上弘、古井由吉) 文藝 1974年7月
外国文学と私の言葉――自前の思想と手製の言葉(飯島耕一、中野孝次) 早稲田文学 1978年4月
「方法」としてのゴーゴリ(小島信夫、キム・レーホ) 1982年2月
小説の方法(小島信夫、 田久保英夫) 群像 1989年8月
日本文学の伝統性と国際性(大庭みな子、中村真一郎、鈴木貞美) 文學界 1990年5月
日本近代文学は文学のバブルだった(蓮實重彦、久間十義) 海燕 1996年1月
文学の責任――「内向の世代」の現在(黒井千次、坂上弘、高井有一、田久保英夫、古井由吉、三浦雅士) 群像 1996年3月
われらの世紀の〈文学〉は(小島信夫、古井由吉、平岡篤頼) 早稲田文学 1996年8月
 
作成:東條慎生 2020年2月公開。同月対談座談集の初出を追加。
本リストはもともと私的な利用を目的に作成したものです。ほぼ各書籍の初出一覧をOCRで読みとったまま並べてあり、日付の書式は統一してませんし綿密な校正もしていません。改題情報なども一覧にある場合に付記したものです。一覧にない初出、巻号、書名を独自に付記した箇所もあります。
 
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