年/月 | 作品名 | 発表 | 収録単行本 | 電書 | コメント 及び拙ブログ記事へリンク | |
1955 | ||||||
11 | 赤と黒の記憶 | 文藝 | 関係 | 第四回全国学生小説コンクール入選 | ||
11 | 星夜物語 | 新早稲田文学 | 1号。後藤の他、K忠p二、後の石和鷹として知られる水城顯、後藤に上田秋成を教えた中村博保らが創刊メンバーの同人誌。 | |||
1957 | ||||||
3 | 最後に笑う | 江古田文学 | 21号。 | |||
9 | 夢と夢の間 | 新早稲田文学 | 5号。 | |||
1959 | ||||||
7 | 丘の上 | 読売短篇小説集 | 関係 | (文苑社)読売短篇小説賞落選作 「異邦人」と改題して『関係』に収録 | ||
11 | 恢復 | 文芸日本 | あり | 単行本未収録作品。のちに「青年の病気」へと改稿。ブログ記事 | ||
1962 | ||||||
3 | 関係 | 文藝 | 関係 | あり | 文藝賞中短篇部門佳作。ブログ記事 | |
1963 | ||||||
4 | 人間の部屋 | 円卓 | あり | 単行本未収録作品。後に「離れざる顔」へと改稿。 ブログ記事 | ||
1965 | ||||||
5 | 機械物語 | 円卓 | 単行本未収録作品。後に「ある戦いの記録」として改稿されるものの前半部分。 | |||
7 | 見物の終り | 円卓 | 単行本未収録作品。 | |||
1966 | ||||||
4 | もうひとつの部屋 | 犀 | 関係 | 第五号。同人雑誌 岡松和夫、高井有一、加賀乙彦、立原秋正等を知る | ||
10 | 離れざる顔 | 犀 | 笑い地獄 | 翌年一月「文學界」に同人雑誌推薦作として転載 | ||
1967 | ||||||
3 | 人間の病気 | 文學界 | 笑い地獄 | あり | 芥川賞候補。ブログ記事 | |
9 | 無名中尉の息子 | 文學界 | 私的生活 | |||
1968 | ||||||
4 | S温泉からの報告 | 新潮 | 私的生活 | あり | 芥川賞候補。ブログ記事 | |
6 | 階段 | 風景 | 関係 | |||
9 | 私的生活 | 新潮 | 私的生活 | あり | 芥川賞候補 | |
1969 | ||||||
1 | 青年の病気 | 月刊ペン | 関係 | |||
2 | 笑い地獄 | 早稲田文学 | 笑い地獄 | あり | 芥川賞候補。後藤は復刊「早稲田文学」の編集委員となっている | |
2 | パンのみに非ず | 文學界 | 笑い地獄 | あり | ||
2 | 嫉妬 | 新潮 | 何? | |||
7 | ああ胸が痛い | 文學界 | 私的生活 | 翌年三月、第一回埼玉文芸賞受賞 | ||
12 | ある戦いの記録 | 新潮 | 何? | あり | ||
1970 | ||||||
2 | 誰? | 文學界 | 何? | あり | ブログ記事 | |
4 | 何? | 季刊芸術 | 何? | あり | 春季号。ブログ記事 | |
6 | 隣人 | 文學界 | 何? | |||
7 | 一通の長い母親の手紙 | 新潮 | 書かれない報告 | |||
8 | 書かれない報告 | 文藝 | 書かれない報告 | あり | ブログ記事 | |
11 | 結びつかぬもの | 海 | 書かれない報告 | |||
1971 | ||||||
2 | 共同生活 | 風景 | 関係 | |||
3 | 疑問符で終る話 | 文學界 | 疑問符で終る話 | あり | ブログ記事 | |
夏 | 虎島 | 青春と読書 | 虎島 | |||
8 | 行方不明 | 新潮 | 疑問符で終る話 | あり | ブログ記事 | |
11 | 帰宅した男 | すばる | 疑問符で終る話 | |||
1972 | ||||||
2 | バイカル夏象冬記 | 新潮 | 疑問符で終る話 | |||
3 | 玄関の出来事 | 週刊小説 | 虎島 | 47年3月3日号 | ||
5 | 四十歳 | 夕刊フクニチ | 四十歳のオブローモフ | あり | 新聞連載小説。8月まで。後に改題 | |
7 | 父への手紙 | 群像 | 思い川 | あり | ||
1973 | ||||||
3 | 火事の話 | 小説サンデー毎日 | 虎島 | |||
6 | 黒兎 | 小説サンデー毎日 | 虎島 | |||
9 | 不思議な水曜日 | 小説サンデー毎日 | 笑坂 | 予定 | ||
10 | 挾み撃ち | あり | 書き下ろし長篇。平林たい子賞候補、日本文学大賞候補。 | |||
11 | わたしが生まれた場所 | 青春と読書 | 虎島 | |||
11 | 煙霊 | 風景 | 笑坂 | 予定 | ||
12 | 吾輩も猫である | 小説サンデー毎日 | 虎島 | |||
1974 | ||||||
1 | 道 | 文藝 | 笑坂 | 予定 | ||
3 | 越年 | 文學界 | 虎島 | |||
3 | 永興小学校の思い出 | 週刊朝日 | 虎島 | 49年3月15日号 | ||
4 | 二人部屋 | 文學界 | 虎島 | |||
8 | 思い川 | 群像 | 思い川 | あり | 平林たい子賞候補。以下同 | |
9 | 父の夢 | 海 | 思い川 | あり | ||
10 | 釈王寺 | 文學界 | 思い川 | あり | ||
11 | 笑坂 | 文藝 | 笑坂 | 予定 | ||
1975 | ||||||
1 | 変容 | 新潮 | 虎島 | |||
1 | 夢かたり | 海 | 夢かたり | あり | 連載長篇。平林たい子賞。谷崎賞候補 | |
5 | 智恵子の首 | 太陽 | 虎島 | |||
7 | ひと廻り | 文芸展望 | 笑坂 | 予定 | ||
9 | 屋根 | すばる | 笑坂 | 予定 | ||
9 | めぐり逢い | 東京新聞他 | めぐり逢い | あり | 新聞連載小説 | |
1976 | ||||||
2 | 窓の内外 | 週刊小説 | 虎島 | 51年2月13日号 | ||
7 | 浅草詣で | すくすく | 虎島 | |||
7 | 霊夢 | 小説現代 | 虎島 | |||
7 | 昨年の夏の事 | 問題小説 | 虎島 | |||
8 | 習志野 | 海 | 行き帰り | あり | 長篇『行き帰り』の前半部 | |
8 | 石尊行 | 文芸展望 | 笑坂 | 予定 | ||
9 | 女街道 | すばる | 笑坂 | 予定 | ||
1977 | ||||||
1 | 離山 | 海 | 笑坂 | 予定 | ||
1 | 分去れ | 文學界 | 笑坂 | 予定 | ||
5 | 夢と夢の間 | 京都新聞他 | 夢と夢の間 | 新聞連載小説 | ||
7 | 行き帰り | 海 | 行き帰り | あり | 長篇『行き帰り』の後半部 | |
9 | 大阪土産 | 文体 | 嘘のような日常 | あり | 創刊号。編集同人として季刊誌「文体」を創刊 | |
11 | 雨 | 文學界 | 八月/愚者の時間 | |||
12 | 三十三回目の夏 | 文体 | 嘘のような日常 | あり | 二号 | |
1978 | ||||||
1 | 綾の鼓 | 海 | 八月/愚者の時間 | |||
3 | 法事前の数日 | 文体 | 嘘のような日常 | あり | 三号 | |
6 | 愚者の時間 | 新潮 | 八月/愚者の時間 | |||
6 | 恋木社 | すばる | 八月/愚者の時間 | |||
6 | 花山里 | 文体 | 嘘のような日常 | あり |
四号 | |
9 | 夜に帰る | 文体 | 嘘のような日常 | あり | 五号 | |
12 | 通院 | 文体 | 八月/愚者の時間 | 六号 | ||
1979 | ||||||
1 | 針目城 | すばる | 八月/愚者の時間 | 臨時増刊号 | ||
3 | 宝船 | 文体 | 八月/愚者の時間 | 七号 | ||
6 | 麻氐良城 | 文体 | 八月/愚者の時間 | 八号 | ||
8 | 夢 | 海 | 八月/愚者の時間 | |||
9 | 吉野大夫 | 文体 | 吉野大夫 | あり | 九号から十二号まで連載長篇。谷崎賞 | |
10 | 八月 | 新潮 | 八月/愚者の時間 | |||
11 | 壁の中 | 海 | 予定 | 連載長篇。84年5月掲載誌廃刊により中断後、85年6月「中央公論文芸特集」夏季号に完結篇を掲載。 | ||
1980 | ||||||
2 | 教会、ホテル、酒場 | すばる | 謎の手紙をめぐる数通の手紙 | |||
7 | 『吉野大夫』注 | 文學界 | 吉野大夫 | あり | ||
11 | 汝の隣人 | 文藝 | 汝の隣人 | |||
1981 | ||||||
1 | N夫人の香水 | 文藝 | 汝の隣人 | |||
4 | オーメン | 新潮 | 謎の手紙をめぐる数通の手紙 | |||
5 | 対談 | 文藝 | 汝の隣人 | |||
8 | 饗宴 | 文藝 | 汝の隣人 | |||
1982 | ||||||
1 | サイギサイギ | 文學界 | スケープゴート | あり | 初収録は『おもちゃの知、知、知』 | |
1 | 目には目 | すばる | 謎の手紙をめぐる数通の手紙 | |||
1 | 『饗宴』問答 | 文藝 | 汝の隣人 | |||
4 | 海援亭にて | 文藝 | 汝の隣人 | |||
5 | 変形 | 文學界 | スケープゴート | あり | 初収録は『おもちゃの知、知、知』 | |
6 | 駅 | サントリークォータリー | もう一つの目 | 12号。ショートショートとしてエッセイ集に収録された。 | ||
8 | ソクラテスの馬 | 文藝 | 汝の隣人 | |||
8 | 子供地蔵 | 文學界 | スケープゴート | あり | 初収録は『おもちゃの知、知、知』 | |
11 | 東京の夕焼け | 文學界 | 汝の隣人 | |||
1983 | ||||||
1 | スケープゴート | 文學界 | スケープゴート | あり | 初収録は『おもちゃの知、知、知』 | |
1 | オールドウォークマンS | すばる | 謎の手紙をめぐる数通の手紙 | |||
6 | パネルディスカッション | 文藝 | 汝の隣人 | |||
7 | 吠える犬とお喋り馬鹿 | 文藝 | 汝の隣人 | |||
9 | 謎の手紙をめぐる数通の手紙 | すばる | 謎の手紙をめぐる数通の手紙 | あり | ブログ記事 | |
12 | 銀座にて | 銀座百点 | もう一つの目 | ショートショートとしてエッセイ集に収録。 | ||
1984 | ||||||
2 | 鰐か鯨か | すばる | 謎の手紙をめぐる数通の手紙 | |||
1985 | ||||||
1 | ブトールを知っていますか? | すばる | 使者連作 | 予定 | 以後九月号まで韓国連作を連載。ブログ記事 | |
10 | 蜂アカデミーへの報告 | 新潮 | 蜂アカデミーへの報告 | あり | ||
1986 | ||||||
5 | ピラミッドトーク | 群像 | 首塚の上のアドバルーン | あり | 芸術選奨文部大臣賞 | |
1987 | ||||||
1 | ジャムの空壜 | 新潮 | スケープゴート | あり | ||
1 | 黄色い箱 | 群像 | 首塚の上のアドバルーン | あり | ||
6 | 変化する風景 | 群像 | 首塚の上のアドバルーン | あり | ||
7 | XYZへの手紙 | 文學界 | スケープゴート | あり | ||
1988 | ||||||
6 | 『瀧口入道』異聞 | 群像 | 首塚の上のアドバルーン | あり | ||
8 | 煙草問答 | 文藝 | スケープゴート | あり | 「禁煙問答」と改題して『スケープゴート』収録 | |
11 | 分身 | 群像 | 首塚の上のアドバルーン | あり | ||
1989 | ||||||
1 | 首塚の上のアドバルーン | 群像 | 首塚の上のアドバルーン | あり | ||
1990 | ||||||
1 | この人を見よ | 海燕 | この人を見よ | 連載長篇。ブログ記事 | ||
1991 | ||||||
1 | 『芋粥』問答 | 新潮 | しんとく問答 | あり | ||
1992 | ||||||
1 | マーラーの夜 | 新潮 | しんとく問答 | あり | ||
5 | 十七枚の写真 | 群像 | しんとく問答 | あり | ブログ記事 | |
1993 | ||||||
1 | 大阪城ワッソ | 新潮 | しんとく問答 | あり | ||
1994 | ||||||
3 | 四天王寺ワッソ | 新潮 | しんとく問答 | あり | ||
10 | 俊徳道 | 群像 | しんとく問答 | あり | ||
1995 | ||||||
1 | 贋俊徳道名所図会 | 新潮 | しんとく問答 | あり | ||
3 | しんとく問答 | 群像 | しんとく問答 | あり | ||
1996 | ||||||
10 | 麓迷亭通信 | 群像 | 日本近代文学との戦い | あり | ||
1997 | ||||||
1 | 私語と格闘 | 新潮 | 日本近代文学との戦い | あり | 連作「日本近代文学との戦い」1 | |
7 | 二葉亭四迷の罠 | 新潮 | 日本近代文学との戦い | あり | 連作「日本近代文学との戦い」2 | |
9 | 楕円と誤植 | 新潮 | 日本近代文学との戦い | あり | 連作「日本近代文学との戦い」3 | |
10 | 栗とスズメ蜂 | 群像 | 日本近代文学との戦い | あり | ||
1998 | ||||||
1 | 『真似』と『稽古』 | 新潮 | 日本近代文学との戦い | あり | 連作「日本近代文学との戦い」4 |
1999/8/2逝去
各作品については、拙ブログ記事へのリンク他、後藤明生メモランダム1、2を参照してください。
注記
・講談社文芸文庫『首塚の上のアドバルーン』所収の年譜を元に、小説作品をリストアップしました。他に『虎島』、『笑坂』、『もう一つの目』、『日本近代文学との戦い』収録作品を追加しました。
・「最後に笑う」は国書刊行会の清水範之様からご教示いただきました。
その他の漏れや間違い等ありましたら以下にお願いします。
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